【今週のポイント】
・週明けの米国株市場は、金融機関の好決算を背景に大幅上昇
・エヌビディア<NVDA>が再び史上最高値が視野に
・米国では「トランプトレード」が再燃
・150円台の円安ドル高なら日本株はもう一段上のステージへ
米国株
◎週明けの米国株は、金融機関の良好な決算をきっかけに大幅上昇でスタート
◎エヌビディアは連日の上昇で、再び史上最高値更新が視野に
◎重要経済指標の発表が少ない今週は、企業決算に素直に反応しやすい相場に
◎米国大統領選ではハリス氏が失速し、株高の「トランプトレード」が再燃へ
日本株
◎週明けの日経平均は、米国株高と為替の円安ドル高を受けて4万円台乗せでスタート
◎外国為替市場で1ドル=150円台乗せとなれば、日本株は一段の上昇へ
◎衆議院選挙が公示。各党の経済対策に関連した銘柄に物色の矛先が向かいそう
◎経験則では「選挙は買い」も、自民党の大幅な議席減が予想されるようなら株式市場にはネガティブ要因
【キーワード解説】史上最高値
・株価が史上最高値をつけるということは、それを買っている多くの投資家に利益が出ていることになる
・史上最高値を更新すると、投資家の注目が集まりやすくなり、さらなる買いにつながる傾向がある
・週明けの米国株市場では、NYダウとS&P500が史上最高値を更新
・日経平均の史上最高値は、2024年7月につけた42,426円
注目イベント(日本時間)
10月15日(火)
・米国:決算発表(ユナイテッドヘルス・グループ、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス・グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シティグループ)
・日本:決算発表(高島屋、東宝)
10月16日(水)
・米国:決算発表(チャールズ・シュワブ、アボット・ラボラトリーズ、モルガン・スタンレー)
10月17日(木)
・米国:決算発表(ブラックストーン)
・日本:決算発表(ディスコ)
10月18日(金)
・米国:決算発表(ネットフリックス、アメリカン・エキスプレス、プロクター・アンド・ギャンブル)
・日本:消費者物価指数