【今週のポイント】
・日米の株式市場は落ち着きを取り戻し、V字回復へ
・エヌビディア<NVDA>が5連騰
・ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が講演へ
・自民党総裁選の動向に注目
米国株
◎先週の米国株は、NYダウ、ナスダック指数ともにV字型のリバウンドへ
◎28日(日本時間29日)に決算を控えた半導体大手のエヌビディアも5営業日連続で上昇
◎今週は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演に注目
◎足元の米国株市場は、景気後退懸念が和らぎ底堅い推移へ
日本株
◎日本株市場は落ち着きを取り戻し、日経平均株価は3万8,000円台を回復
◎ただ、相場のボラティリティ(変動率)は相変わらず高く、急激な株価の変動には要注意
◎決算発表が一巡し、9月の自民党総裁選の動向が注目されそう
◎自民党総裁選の動向次第では、海外投資家の日本株買いも期待できそう
◎引き続き、楽観視は禁物。基本的には押し目買い戦略が有効か
【キーワード解説】ジャクソンホール会議
◎米国のカンザスシティ連邦準備銀行が、ワイオミング州のジャクソンホールで毎年8月に開く金融・経済シンポジウム
◎各国から中央銀行の首脳や財務大臣、経済学者や金融市場関係者が参加して、経済政策について議論する
◎今年は、8月22日~24日に開催。今回は、パウエルFRB議長の講演に注目が集まりそう
◎ここでパウエルFRB議長が利下げへの積極的な姿勢を示せば、株式市場にとってはプラス材料に
注目イベント(日本時間)
8月19日(月)
・米国:決算発表(エスティ・ローダー)
8月20日(火)
・米国:決算発表(パロアルト・ネットワークス)
8月21日(水)
・米国:決算発表(ターゲット)
8月22日(木)
・米国:FOMC議事録(7月開催分)、購買担当者景気指数(製造業および非製造業PMI)速報値、ジャクソンホール会議(24日まで)
・米国:決算発表(スノーフレイク、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ)
8月23日(金)
・日本:消費者物価指数