【今週のポイント】
・テレビ討論会では、トランプ氏優勢でバイデン大統領に出馬辞退を求める声も
・米国の長期金利上昇には要警戒
・今週は、ISM製造業景気指数や米国雇用統計に注目
・160円台の円安を受け、日経平均株価は4万円台乗せへ
・海外投資家の日本株売りが止まれば、さらなる上昇も
米国株
◎大統領選候補のテレビ討論会では、トランプ氏優勢との見方
◎一方で、メディアや民主党内から、バイデン大統領への出馬辞退を促す声も上がりだした
◎株式市場にとっては、足元で長期金利が上昇していることが懸念材料
◎今週は、ISM製造業景気指数や米国雇用統計などの重要経済指標に注目
日本株
◎2024年前半の日経平均は、昨年終値に比べて約18.3%の上昇
◎円安などを背景に、今週の日経平均株価は4万円台を目指す展開に
◎ただ、大きく円安に振れる局面では為替介入に警戒が必要
◎5週連続で日本株を売り越している海外投資家の動向(毎週木曜日発表)に注目
◎海外投資家の売りが止まったことを確認できれば、日本株にはポジティブ材料に
【キーワード解説】海外投資家
◎日本の証券市場に投資する外国籍の法人及び個人投資家の総称
◎海外の年金基金や投資信託、ヘッジファンドなどは代表的な海外投資家
◎日本株市場に占める海外投資家の売買割合は約7割にものぼるため、影響力は大
◎毎週木曜日の引け後に、日本取引所グループが「投資部門別売買状況」を発表
注目イベント(日本時間)
7月1日(月)
・米国:購買担当者景気指数(製造業PMI)確報値、ISM製造業景気指数
7月3日(水)
・米国:購買担当者景気指数(非製造業PMI)確報値、ISM非製造業景気指数
・日本:決算発表(エービーシー・マート)
7月4日(木)
・米国:FOMC議事要旨(6月開催分)、米国株式市場休場(独立記念日)
7月5日(金)
・米国:米国雇用統計
・日本:景気動向指数(速報値)
・日本:決算発表(安川電機)