💡この記事のポイント
✅12月は日経平均が上昇しやすい傾向月
✅株式市場には、特定の時期や季節に似た値動きが見られる「アノマリー」という経験則がある
✅季節によって需要が変化する「シーズンストック」と、春夏秋冬の関連銘柄をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅米国株:エスティ・ローダー、アップル、モデルナ
✅日本株:ヤクルト本社、花王、高島屋

✅12月は日経平均が上昇しやすい傾向月
✅株式市場には、特定の時期や季節に似た値動きが見られる「アノマリー」という経験則がある
✅季節によって需要が変化する「シーズンストック」と、春夏秋冬の関連銘柄をご紹介
✅米国株:エスティ・ローダー、アップル、モデルナ
✅日本株:ヤクルト本社、花王、高島屋
年初から春にかけてのアノマリー
夏から年末にかけてのアノマリー
「シーズンストック」ってなに?
「麦わら帽子は冬に買え」ってどういう意味?
春のシーズンストック
夏のシーズンストック
秋のシーズンストック
冬のシーズンストック
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毎年、年末が近づくと、株式市場では「年末高」が話題になります。
実際に、2000~2025年の26年間で、12月の日経平均が前月末より上昇した年は17回あり、上昇した割合は約65%でした。
こうした年末の株高は、「掉尾の一振(とうびのいっしん)」という相場格言としても知られています。掉尾の一振とは、物事の終わりに勢いを見せることです。
基本的に、株価は企業業績や景気、金利などさまざまな要因を反映して動きます。ただ、「年末高」のように特定の時期や季節に似た動きが見られることもあります。
このように、はっきりとした理由では説明しにくいものの、経験的に観察される市場の傾向を「アノマリー」と呼びます。
まずは、株式市場で語られることの多いアノマリーをご紹介します。
冒頭の「年末高」に加えて、日本には「節分天井・彼岸底(せつぶんてんじょう・ひがんぞこ)」という相場格言もあります。節分の時期に株価が高値をつけ、春のお彼岸の時期に安値をつけやすいという意味です。
5月になると、語られることが多いのが「セル・イン・メイ(Sell in May)」です。これは欧米市場で広く知られる投資格言で「株は5月に売り、その後しばらく市場から離れろ」という意味です。
7~9月頃には、「夏枯れ相場」と呼ばれる現象があります。この時期は夏休みに入る機関投資家などが増えることで、株式の売買が少なくなり、相場が閑散としやすいというものです。
秋になると、「ハロウィン効果」と呼ばれるアノマリーもあります。これは、一般的に11月から翌年4月までの株価の上昇率が、5月から10月までより高くなりやすいというものです。
そして、米国株市場では、年末になると「サンタクロース・ラリー」と呼ばれるアノマリーが注目されます。一般的に、12月最後の5営業日と、翌年1月最初の2営業日の合計7営業日に、株価が上昇しやすいというものです。
このように、株式市場には季節やイベントにちなんだ、さまざまなアノマリーがあります。ただし、これらは過去の傾向や印象を表すものであり、実際の株価はその時々の景気や企業業績などによっても変化しますので、「必ずそうなる」というものではありません。
次にご紹介するのは、「シーズンストック」と呼ばれるものです。シーズンストックとは、気候や季節イベントなどによって、特定の時期に商品やサービスの需要が変化しやすい銘柄のことを指します。
例えば、夏にはエアコンや冷たい飲み物などの需要が増えるため、関連企業が「サマーストック」として注目されることがあります。
反対に、冬には暖房器具や防寒着、スキー場などに関連する企業が「ウィンターストック」として注目されます。
また、春には花粉症対策の商品、秋には旅行や行楽に関連する企業など、季節ごとにさまざまな銘柄があります。
こうした季節の変化は、企業の売上高や利益に影響することがあります。
ただし、季節商品の売れ行きが良くても、それが企業全体の業績に与える影響は銘柄によって異なります。
シーズンストックを考えるときに覚えておきたいのが、「麦わら帽子は冬に買え」という相場格言です。誰もが麦わら帽子が必要な夏には価格は高いので、みんなが欲しがらなくて安くなる冬に買ったほうがお得だという例えです。シーズンストックは、需要のない季節に安く仕込んでおき、シーズン到来で株価が高くなったときに売却する、という考え方です。
こういうアノマリーやシーズンストックを知っておくと、投資先探しや売買のタイミングを考える上でひとつのヒントになりそうです。なお、季節要因が業績や株価に与える影響の大きさは、企業や年によっても異なります。
ここからは、春夏秋冬で注目されることがあるシーズンストック関連の銘柄をご紹介します。
春は花粉の飛散量が増えることから、花粉症対策の商品やサービスを手がける企業が注目されることがあります。また、乳酸菌やプレバイオティクス(腸内にいる有用な細菌の栄養源となる成分)、ビタミンなどを特徴とする機能性飲料も、健康への関心という観点から関連銘柄として挙げられます。
ペプシコ
コカ・コーラ
ヤクルト本社
キリンホールディングス
明治ホールディングス
大塚ホールディングス
スリーエム
CVSヘルス
ウォルマート
ターゲット
協和キリン
第一三共
大塚ホールディングス
ユニ・チャーム
マツキヨココカラ&カンパニー
夏は気温の上昇に伴って、飲料やエアコン、日焼け止めなどの需要が高まりやすい季節です。特に猛暑になると、こうした商品を手がけるメーカーだけでなく、家電量販店や小売企業なども注目されることがあります。
エスティ・ローダー
プロクター・アンド・ギャンブル
花王
資生堂
コーセー
コカ・コーラ
モンスター・ビバレッジ
ペプシコ
キューリグ・ドクター・ペッパー
サントリービバレッジ&フード
アサヒグループホールディングス
キリンホールディングス
大塚ホールディングス
ホームデポ
ロウズ・カンパニーズ
ダイキン工業
ヤマダホールディングス
パナソニックホールディングス
三菱電機
秋は、暑さが落ち着いて旅行や行楽に出かけやすくなる季節です。また、ハロウィンなどのイベントもあり、関連する商品やサービスへの需要が高まることがあります。また、ハロウィン向けのお菓子や、秋の味覚を取り入れた食品、秋限定の飲料などが販売される時期でもあります。さらに、気温が下がるにつれて衣料品も秋冬物に切り替わるため、アパレル関連企業の販売動向にも注目が集まりやすくなります。
ウォルト・ディズニー
コムキャスト
オリエンタルランド
サンリオ
ハーシー
モンデリーズ・インターナショナル
スターバックス
キャンベルズ
クラフト・ハインツ
カルビー
明治ホールディングス
神戸物産
日本マクドナルドホールディングス
すかいらーくホールディングス
エアビーアンドビー
ブッキング・ホールディングス
マリオット・インターナショナル
ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス
デルタ・エアラインズ
アメリカン・エアラインズ・グループ
ウーバー・テクノロジーズ
カーニバル
ロイヤル・カリビアン・クルーズ
エイチ・アイ・エス
日本航空
ANAホールディングス
東日本旅客鉄道
西日本旅客鉄道
東海旅客鉄道
ラルフローレン
ギャップ
ルルレモン・アスレティカ
ナイキ
タペストリー
ファーストリテイリング
しまむら
良品計画
ZOZO
エービーシー・マート
冬は寒さによる暖房・防寒需要に加え、クリスマスや年末年始の買い物が増える時期でもあります。また、ゲーム機や玩具などが売れやすい年末商戦も注目されます。さらに、インフルエンザなどの感染症が流行しやすいほか、スキーやスノーボードなど冬ならではのレジャー需要も高まりやすい季節です。
アマゾン・ドット・コム
コストコ・ホールセール
ウォルマート
ダラー・ツリー
ダラー・ゼネラル
ショッピファイ
ターゲット
CVSヘルス
三越伊勢丹ホールディングス
高島屋
良品計画
イオン
セブン&アイ・ホールディングス
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
マツキヨココカラ&カンパニー
ZOZO
アップル
ウォルト・ディズニー
ナイキ
ギャップ
ソニーグループ
任天堂
カプコン
スクウェア・エニックスHD
バンダイナムコホールディングス
コナミグループ
ギャップ
ラルフローレン
ルルレモン・アスレティカ
ナイキ
ワークマン
ファーストリテイリング
しまむら
良品計画
ZOZO
エービーシー・マート
モデルナ
ノババックス
ファイザー
CVSヘルス
武田薬品工業
塩野義製薬
中外製薬
ホームデポ
ロウズ・カンパニーズ
ダイキン工業
ヤマダホールディングス
パナソニックホールディングス
三菱電機
エアビーアンドビー
ブッキング・ホールディングス
マリオット・インターナショナル
西武ホールディングス
東急
阪急阪神ホールディングス
エイチ・アイ・エス

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記事作成日:2026年10月21日